勤勉とたくみとは

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ヲタクと非ヲタクの日常

先日、高校時代の友人と"ヲタク"について話す機会があった。彼女は私よりも長年"ヲタク"という肩書きを持っているので、とても熱量を持って話ができた。その場には、"ヲタク"をしたことがない友人もおり、だいぶ白熱したので比較をしてみたくなった。

 

まずは私のジャニヲタっぷり、こうなった経緯を話して、個人的な見方でヲタクと非ヲタクを比べてみたい。(苦情、異議は受け付ける)

 

私のジャニヲタっぷりはというと、最近は特にすごい。ひどい。というかこれは模範となるべきジャニヲタの姿なのか?!ライブDVDを見たり、思いついたままに過去のキスブサを漁り、放送中のドラマで佐藤二朗さんが出ていらっしゃった為、裁判長*1を札幌ツアー*2の部分…だけ見ようと思ったがそれだけでは飽き足らず本編も少し見た…見漁ったりと、人生の夏休みと言われるこの時期にザ・ジャニヲタライフを満喫している。楽しい。私の友達たちはDDへと転換したりして行く中、私はブレずに北山宏光を応援しまくって追いかけまくっている。愛が止まらない。トメラレナイ*3

 

そもそも私は北山担になる前、クロサギ時代の山Pが好きで一年だけFCに入っていた過去があり(きっかけはよく覚えてない。尚、ブザービート北川景子に落ちた。謎極まりない)、母もマッチの追っかけをやっていたため、おそらく生まれつきの、根っからのヲタク気質であることは間違いない。ちなみに妹は嵐ファンで櫻井担である。

 

まあ北山担になる前の私からすれば、こんな私(ヲタク)は想像できないのだろうが、今考えて見ると、ヲタクになってなかったら??どうやって生活してるの??と、逆にこちらも想像がまるでつかない。もしかしたら平凡な毎日を送って平凡とは彼氏でもいて幸せに過ごしていたのかもしれない...。突然の彼氏いない話いや冗談を言うな、今すでに十分幸せであろう。

 

まず、世のヲタクはこうだ。断定が過ぎる

ヲタクの皆様方、諸先輩方のヲタクの皆様もきっとそうだったであろう、どのヲタク(私たちのようなドルヲタ、アニヲタ)にも共通して言えることは、日々その事を考えて生きている、という人が大半ではないだろうか。考えているときの幸せようと言ったらまるで、もうそれはきっとたいそう幸せな顔をしているに違いない。大学生の私の、日々のバイトで掘り当ててきた金という名のつくものはすべて、みっくんこと北山宏光や、彼の所属するKis-My-Ft2というジャニーズアイドルグループに関する事柄に変換され、私の手元に物体として残ったり、幸せな記憶を作りあげる材料になった。あと少しでこの学生ともおさらばしなければならないが、きっとこれから先もそうだ。毎日考えているのは北山宏光のこと。キスマイのこと。頭の片隅に必ずあること。 (そんなんで通用するのかは知らん。理想と現実混同型)そしてアニヲタに関しては本当に想像だが、テレビだったり漫画だったりを楽しみにしながら、フィギュア、ポスターを集めたり聖地巡礼をしているのではないだろうか...(宮田俊哉:「ヲタクだったってIt's Alright!」参照)

 

これはDヲタ*4テニミュヲタ兼…のヲタクの先輩である友人も同じだそうだ。とても共感を得られた。

 

この幸せな日々の話を非ヲタクの友人M*5が聞いた所苦い顔をされたので、私は思わず質問をしてみた。ヲタクの君らは、日々何を原動力に生きているのか、バイトで稼いだ金を何に使っているのか、使い道がなければ貯まる一方ではないのか」と。 

彼女らの回答はこうだった。「食費」。後輩におごる機会が多い友人Mは後輩との食事で消えるのだそう。驚いた。後輩に一度もおごったことのない人間は驚愕した。その手があったか、、、

 

でも日々つまんないじゃん。という私の回答には「羨ましい」という返事がもらえてにんまり。あちらサイドどちらサイドだの方から見て少しだけではあるが羨望の対象ではあるようだ。ちょっと嬉しい。そしていつも言われるのは、毎日楽しそうだよね、と。少しdisられてる気がしないでもない

 

でもその友人Mにも、掘り下げてみるとヲタクになりそうな要素はいくつもあった。コナンの漫画作品は全て読破しているし(結構詳しくなんでも質問してと言われたが私はコナンの誕生秘話くらいしか知らん)少しコレクター要素もあった。だが本人も認めるくらい、深くハマらない。面白いようにハマらないそうだ。コナンも漫画しか興味はなくアニメは見ない、映画もたぶんそこまで興味はない。コレクター要素と言っても◯◯モチーフの家具とか小物をつい買ってしまったりするとかそんな感じ。ヲタクになるきっかけはそこら中に転がっているが取って食おうとはせず、眺めて、ヨダレを垂らして、物珍しそうにして終わっている。なんて勿体無い。食えばいいのに。*6ヲタクになっている方々はこういう機会で堂々と試食し、病み付きになっていったのであろう...

 

私はてっきり、人類みな何かに夢中になって過ごしているのかと思っていた。しかしこのように、特定の何かを趣味として持たず、これと言ってハマるものもなく過ごしている人がいることを知って驚いた。皆さんの周りにもいるのだろうか突然の投げかけ

 

まったく比べられていないし、ヲタクとそうでない人を比べる事ができるのか、そもそも比べていいものなのかわからないけど、私は断然ヲタクでよかったと思う。だってこんなにも世界が美しく輝くではないか!!!!!!

 

ちょっとした私の思いつきと好奇心で書いて見た。しかし、この話はどっかの卒論にでも書けそうなくらい、調べたり統計とったら楽しそうな感じがするからぜひ誰かやって。やってる?やってくれ。もしやってる人がいたら教えていただきたい。他力本願以上

 

 

 

 

 

*1:裁判長っ!おなか空きました!という2014年に15分ドラマという画期的なスタイルで放送された北山宏光主演のドラマというかコメディ的な立ち位置のもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




*2:注釈1の中で戸次重幸さんが札幌出身ということで、佐藤二朗北山宏光に札幌を案内するコーナーが存在していた

*3:きっとお分かりいただけるであろう

*4:世の中ではディズニーヲタクの事をこう呼ぶそうだ

*5:玉ちゃんがよく言う宮田俊哉の言い方ではない

*6:だんだん意味が分からなくなっているが大目に見てやっていただきたい...